脚を組むって体に良くないの?体への影響を解説します!




ちょっと真面目なお話…


「人が足を組む理由」


電車などで椅子に座っている人を観察していると、足を組んでいる人と組んでいない人がいますよね。


なぜ、人は足を組むのでしょう?


足を組んで座った姿勢と組まずに座った姿勢とを比べて、どちらが腰回りの筋肉が疲れやすいかを調べた研究があります。


研究によると、足を組まずに座った姿勢よりも、足を組んで座った姿勢のほうが足を組んだ側の腰回りの筋肉(左足が下になる組み方をした場合、左側の腰の筋肉)の筋活動が低下したそうです。ということは、足を組んだ側の腰回りの筋肉が楽になることを意味します。


 さらに、足を組んだ側の股関節(左足が下になる組み方をした場合、左側の股関節)の梨状筋が伸長されるという報告もあるそうです。


梨状筋は、仙骨と寛骨の連結部分にある、仙腸関節にまたいで付着する筋肉です。(仙骨は腰の真ん中のゴツゴツした骨。寛骨は腰パンをした時に引っかかる腰の骨。仙腸関節は仙骨と寛骨が連結しているところ)


梨状筋が適度に伸長されると、仙腸関節の適合性が高まり骨盤は安定するので、骨盤の安定に寄与する筋肉(お腹のインナーマッスル=内腹斜筋や腹横筋)の働きが低下します。その結果、骨盤周り(左腰回り)の筋肉が楽になると推察されます。


 このように足組み姿勢には、足を組んだ側の筋肉を休めて、疲労を早期に回復させる効果があると考えられるらしいです。つまり、すぐに足を組んでしまう人は、それだけ組んだ側の腰回りの筋肉が疲れているのかもしれませんね。


 ただ、いくら腰にとって楽とはいえ、長時間の足組み姿勢はお勧めできませんね。


理由1:足組み姿勢は猫背姿勢になりやすい。

猫背姿勢は、背中の筋膜や背骨を支える靭帯や関節包などの組織に微細な損傷を生じさせ、腰痛を引き起こす危険性があります。


理由2:梨状筋が伸ばされると、人体最大の神経である坐骨神経がストレスを受け続けるため、坐骨神経痛を引き起こす危険性があります。


足を組むなら5分~10分程度に収める。それが無理なら、左右の足を入れ替えたり、立ち上がって軽いストレッチをしてみる等々、ちょっと工夫してみるのも良いですね。




ちなみに、猫背姿勢はこんな障害も生じさせます。


・肩こり

・胸が垂れる

・お腹ポッコリ

・お尻が垂れる

・内蔵にも負担がかかる







なんか、言葉の響きが嫌なものばかりですよね(汗)


猫背姿勢から起きる様々な障害については、また次回に取っておきます。


今年の冬は寒さも厳しいですが、寒さに負けず!コロナに負けず!世の中の不穏な空気に吞まれず!?ポジティブに、日々を楽しむことも忘れずに笑顔で過ごすことで、身体も元気になっていきますよーっ(笑)


Keep smile!



SMiLE整骨院 | 茗荷谷

小口 明美