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姿勢改善ストレッチVol,1

2022/04/12

更新日:4月12日

「姿勢改善セルフストレッチ」第一弾

 

パソコン作業、携帯、ゲーム等に夢中になっていると、ついつい楽ちんな猫背姿勢になってしまう。

楽ちんな姿勢が体にどういう影響を及ぼすかは、前回お話ししました。

 

今回は、少しでも改善できるようにセルフでできるストレッチをご紹介します。

 
 

       

※正しい姿勢であれば、背骨はS字にカーブしていることで頭の重みや重力に負けないように、骨と骨の間を適度に保ちながら積み木のように真っすぐ立っています。それが、悪い姿勢になるとS字が消えてしまい、一定の筋肉に大きな負担をかけるだけでなく、それが続けば、骨の間がつぶれてしまいます。

 
 

悪い姿勢(猫背姿勢)続くと体はどうなっていくのかを、ちょっとおさらいします。

 
 

「頭部前方位」→首周りの前側の筋肉(胸鎖乳突筋)が短縮して、後ろ側の筋肉(僧帽筋、頸部の脊柱起立筋)が延長される。

 よく聞く「ストレートネック」です。本来、首は前側に湾曲(前腕)していますが、頭が前に出ることで頭の重みを背骨全体で支えられず、首の筋肉だけで支えなければならないので首こり、肩こりの原因となります。それだけでなく首は脳に血液を送る大事な血管が通っているので、首周りの筋肉が固くなることで血流も悪くなり頭痛の原因にもなります。

 
 

「胸椎後湾増強」→胸の前側の筋肉(大胸筋、小胸筋、前鋸筋)が短縮して、後ろ側の筋肉(胸部の脊柱起立筋が

延長される。

この背中が、いわゆる猫背姿勢の新骨頂!?(笑) 肩甲骨が外に広がり、巻き肩となることで胸郭の動きを悪くしてしまうので、肩こりだけでなく、呼吸が浅くなったり、自律神経の乱れの原因ともなりかねません。

 

「骨盤後傾」→骨盤にかかわる筋肉の前側(外腹斜筋、腸腰筋)が延長され、後ろ側の筋肉(ハムストリングス)が短縮する ※前側の大腿四頭筋は延長しないが筋力は低下する

「たれ尻」「お腹ポッコリ」の原因ですね(笑)それだけでなく、腰は本来、前弯していますが、骨盤が後湾することよって腰は真っすぐになってしまいます。そうなると良い姿勢に比べて体重の2倍もの負荷が腰にかかるそうです。まあ、腰痛もギックリ腰も突然起きるわけでなく、こういったプロセスも大きな原因の一つになっているということです。

 
 

これらを解消するには、硬くなった筋肉ほぐすためにマッサージも良いですが、それだけではまた直ぐに元通りになってしまいます。ちょっとめんどくさいですが(笑)、筋肉の柔軟性を高めるストレッチと筋本来の働きに戻すためのトレーニングも大事です!

 

今回は、簡単にできるセルフケアをご紹介します!

 

先ず第一段!!

 

「頭部前方位」(ストレートネック)のストレッチ

 

① 正しい座位姿勢で椅子に座ります。両手でタオルを持って、首の後ろにあてます。

 
 
 

② 首全体を後ろにそらすのに合わせて、タオルを前に引きます。これによって首の中央に前弯のカーブを作ります。

 
 
 

③ タオルは軽く前に引いたままで、胸を張ると同時に、頭を前に傾けるように喉仏に向かって近づけるように顎を引きます。この状態で5秒止めてから、リラックスします。

 

これを5~10回繰り返します。顎を引くのが苦しかったり、痛みが出る場合は、タオルに加えた力を弱めてください。

 
 
 
 

「継続は力なり」なので続けることで、体が気持ち良くなったら体の変化だけでなく、心にも変化が出てくると思います。

 

姿勢は日々の悪い癖から崩れてきます。筋肉の形状記憶みたいなものなので、修正は大事ですが、なかなか難しいものです(汗)

自力で矯正が無理な場合は、当院の『PNF』をお試しください。筋肉の運動神経に働きかける運動療法で、体が間違って覚えた姿勢を改善し、正しい姿勢の体にインプットし直す施術です。

 

スポーツをする方にも正しい動きに導くことができますし代謝アップも期待できるので、超お勧めです!!

 

第二弾は「胸椎後湾増強」改善ストレッチをご紹介します!

 
 

ちょっとした努力で毎日を元気に!

Keep smile

 

SMiLE整骨院

小口明美

  • SMiLE 整骨院

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