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ダンサーのための新メニュー紹介

2023/02/17

「バランス感覚up&ターンアウト調整コース」

バレエダンサーに限らず、ダンスをしていると「ターンアウト」は大きなテーマであり、大きな「壁」になっている方は多いと思います。
何とか開こうとして頑張っているけど、膝下だけが開いて膝が前向きになっていませんか?

つま先は外向きになっているので「開いている」と勘違いして踊り続けてしまい、痛みが出たら“ケガ(=外傷)をした”と、治療をしてもまた痛くなる…の繰り返しをしているダンサーは多いです。


※「ニーイントーアウト」

以前、整形外科に勤めだして直ぐの時に、バレエをしている9歳の女の子が「すねが痛い」と訴えていらっしゃいました。Dr,から、“なんちゃら筋炎”と診断されて処置するように指示されました。柔道整復師としては数か月の新人でしたが、経歴を知っている柔整の主任からの指示で、私が対応しました。
特に腫れているところもなく、「プリエとルルベをすると痛い」と訴えたので、プリエをしてもらうと、思いっきり「ニーイントーアウト」の状態。ルルベも重心の在り方が悪かったので、修正すると「痛くない」とすぐに解決!でも「処置しろ」と言われているので何かしてあげないといけず、、、シップと包帯&プリエとルルベの立ち方の指導をして、元気にお帰りになりました(笑)
Dr,はダンスのことはわからないので、とりあえず傷病名はつけるけど、きっと「大したケガじゃない」と思っているんだろうし、実際、“今は”大したケガではないけど、繰り返されることで、将来大きな問題を抱える可能性があります!

≪こんなお悩みの方は一度ご相談下さい≫
・膝よりつま先が外に向いている(ニーイントーアウト)
・膝の内側または外側が痛い
・外反母趾や偏平足が気になる
・一生懸命レッスンをしているのに片脚バランスが悪い
・ルルベが不安定
このような場合、要注意です!!当院にいらっしゃるダンサーの方々も、このようなお悩みを持っていらした方が多く、長年にわたり偏った筋肉の使い方や間違った使い方をしてきたために、変形性関節症や可動域制限が起きている方も少なくありません。中には、痛みだけでなく、足部の変形と片脚だけO脚という状態となり、跛行歩行(びっこ)となってしまった方もいらっしゃいます。

皆さん、最初は痛みや体の使い方の悩みを抱えていらっしゃいましたが
「痛みがだいぶなくなってきた」
「ルルベバランスが安定してピルエットが回りやすくなった」
「今まで意識できなかった筋肉が意識できるようになった」
「今までにない感覚が芽生えて、よくわからないけど踊りやすくなった」
など、喜びの声をたくさん頂いています。

「バランス感覚up&ターンアウト調整コース」では、PNFによる手技を中心に、回転盤やチューブ、フロアバーなどをかけ合わせて、それぞれの骨格や関節可動域、筋の柔軟性を見ながら調整していきます。

「PNF」とは、脳脊髄障害のリハビリテーションから生まれた神経に働きかける手技です。
 P : Proprioceptive(固有受容性感覚器)
 N : Neuromuscular(神経筋)
 F : Facilitation(足通法)

PNF下肢イラスト    ※イラスト提供:日本PNFテクニック協会

足底や関節にある感覚受容器や運動神経に働きかけ、視覚・聴覚にも刺激を入れながら、関節や筋肉を正しい方向、使い方へと導きます。
自分ではやっているつもりでも、骨格・関節可動域の違いや、利き脚・利き手、得意不得意などから、「使いやすい筋肉・使えない筋肉」が出てきてしまい、知らず知らずに偏った使い方をしてしまいがちです。当然、よく使う筋肉は疲労から硬くなりやすく、使わない筋肉は弱くなるために、そのギャップがケガや痛みの原因となってしまいます。
また偏った使い方は、靭帯や筋肉のケガだけではなく、無理やりに偏った使い方を長くし続けることで、足底腱膜炎、アキレス腱炎、足関節の慢性捻挫、足部の変形(外反母趾、偏平足、内反・外反踵)、変形性関節症(足・膝・股関節)など、ダンサー生命を脅かす障害の原因ともなります。

≪調整コースの流れ≫
Step1: PNFにより、体の土台である足底の感覚受容器(メカノレセプター機能)を刺激し機能を改善させ、足関節~股関節の筋肉や関節の動きを正しい方向へと誘導し整えます

Step2: 弱くなっている筋肉の感覚を目覚めさせ、使い方の偏りを軽減していきます

Step3: フロアバー、チューブなど、荷重のない状態でターンアウトに必要な筋肉のトレーニングをしていきます

 

Step4: 回転盤を使い、正しいターンアウトで立つ感覚を強くしていきます

Step5: 必要に応じて、PNFコアトレーニング、ストレッチなどを取り入れながら体全体のバランスを整えていきます

※硬くなり過ぎている筋肉や委縮している筋肉には、必要があれば物理療法(有

料)を併用する場合もあります
※Step5は「オーダーメイドコース」になります

詳しくは、ラインかお電話でお問い合わせ下さい。
お気軽のご相談下さい!

 

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SMiLE整骨院 小口

  • SMiLE 整骨院

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